3.
菅谷憲太(生産管理)
工場の司令塔として。
製造部 生産管理課 主任2008年入社
最初に配属されたのは、製品の検査を担当する部署。できあがった製品に不備がないか。自信を持ってお客様に納品できる製品になっているか細かくチェックします。メーカーとして一番大事な製品の品質を左右する大仕事に、1年目から挑ませてもらいました。
工場の全ての工程、製品の全ての仕組みを理解していないと、製品の良し悪しを判断することすらできない。不良が見つかった場合、その製品単体の対応だけではなく、工場の生産ラインを根本から見直さなければいけないときもあります。モノづくりの全体と、本質を見る目がそこで養われました。
そうした経験を活かして、生産管理課へ異動に。生産管理課のミッションは、モノづくりの流れを整理すること。製品の納期を確認し、設計、組立など製造の動きを調整していく部署です。工場のラインをどう動かすのか。仕事量が一つのラインに偏らないようにするにはどうすればいいのか。間違った指示を出してしまうと、それだけで工場が大混乱に陥ってしまう。ひとつの工程で作業が5分遅れるだけで、全体では1時間の遅れになってしまうこともある。責任は重たい。だからこそ、やりがいがあると感じています。
目標は、工場長。工場の司令塔として、俯瞰して全体を見られるように、ここで経験を積んでいきたいと思います。