古川電気工業株式会社

PROJECT
ITの力で、
さらなる加速を。

私たち古川電気工業の80有余年の歴史は、変化の歴史です。創業以来、数多くの変化を繰り返してきました。最近では、あらゆる分野でIT化を進め、業務効率化や新しい製品、サービスの開発につなげています。世の中の流れに合わせて変化しつづける、その一例をご紹介します。

Our Project
全社的な業務効率化をめざし、
非効率な仕事に挑む。
IT導入

オーダーメイドのモノづくりは、私たちの特徴のひとつ。ですが、一つひとつゼロから図面を設計していると、膨大な手間と時間がかかってしまう。そこで、作図の一部自動化を進めることにしたのです。いくつかの項目を入力するだけでベースとなる設計図面が自動でできあがる自動化プログラムを社内で開発。その結果、効率的にお客様の要望に応えられるようになったとともに、自社の設計レベルの標準化にもつながりました。

社内の業務効率化を進める理由は、より多くのお客様のご要望に応えていきたいから。オーダーメイド製品の量産という難題に挑んでいきたいから。その結果、より多くの人々に、効率的に電気を届けることにつながり、この街への貢献につながる。そんな想いで、ITを導入し、あらゆる分野で業務効率化を図っています。

もともと、システム開発やITソリューション開発は私たちの本業ではありません。社内にノウハウも少なく、開発には膨大な手間と時間がかかる。いわゆる、非効率な仕事です。けれど、このチャレンジが成功すれば、全社的な業務の効率化につながる。たとえ、非効率であっても私たちが挑戦を止めることはありません。

次世代群管理システムの導入。
中央監視システム

複数のビルの電気を管理する際に必要になるのが、群管理システム。離れたビルの電気を一つの場所で遠隔管理できるシステムで、私たちは、そのシステム開発もおこなっています。

ある開発案件で、私たちは第18回電気設備学会賞において技術部門開発奨励賞を受賞。その案件では、70ヵ所のビルを一括管理することに成功しました。システム導入によって変化したビルを見たら、きっと驚くと思います。タッチセンサやブルートゥースなど、幅広く汎用性のあるIT技術を数多く導入。キーボードやマウスも必要としない、最先端な業務空間を実現しました。さらには、環境に配慮したシステムや、災害など緊急時にも対応できるシステムを導入。それらの取り組みが評価され、受賞につながったのです。

この賞は一つの信頼の証です。これからは、この賞に恥じない仕事をしていかなくてはいけません。受賞に甘んじることなく今まで以上により良い製品開発に挑んでいきたいと思います。

古川電気工業株式会社