ATTITUDE企業姿勢
私たち古川電気工業は、
確かなテクノロジーを持って社会に貢献しています。
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東日本大震災からの学び
2011年3月11日の東日本大震災で、私たちは深刻な停電を経験しました。
そして、まちの明かりを取り戻すため、社員が一丸となり復旧作業に力を注ぎました。
例えば、津波被害に遭った仙台空港。水をかぶってしまった電気設備から泥まみれの配電盤を取り出し、一線一線、
技術者が目で確認しながら修繕するという、地道な作業を繰り返すことで電気を通すことができたのです。
まちの明かりが増える様子を目の当たりにして再確認したのは、我々の仕事が世の中の役に立っていること。
それと同時に、インフラを支えるためには間違いのない製品を作らなければいけないという使命感にも駆られました。
電気は現代社会に欠かせません。さらに言えば、配電盤がなければ電気を使うことはできません。
東日本大震災の経験を忘れることなく今後の事業につなげていきます。
企業としての対応力
昭和5年創業という長い歴史の中で、私たちは独自のノウハウを磨き、お取引先様との信頼関係を培ってきました。
全国から多くの受注をいただいている背景には「対応力」の良さがあります。
お客様のニーズを汲み取り、きちんと理解をした上で製造すること。
お客様の期待にしっかりと応えることが、固定客の増加につながっています。
また、そういった人材を育てる環境があることも、当社の強み。
早い、安いだけではない、バランスの良さが選ばれる理由です。
先を見据えた開発力と技術力
当社ではこれまでも、他の企業に先駆けた技術開発を行ってきました。
例えば、昭和56年に開発・製造した「自動力率継電器」は、電力の効率を上げてロスを減らす製品。
今ではさまざまなメーカーでつくられていますが、省エネにいち早く目をつけ製品化させたのが当社です。さらに同年には、プログラミングにも取り組み、配電盤の制御システムを構築しました。このシステムは酒造メーカーの温度管理システムにも採用され、現在も使われています。
これからも、一歩先の社会を見据え、製品開発と技術革新に取り組んでまいります。
新規分野への挑戦
当社では主力事業である受配電盤の設計・製造・販売を行う一方で、高い技術力を生かし新しい分野に進出し成果を上げてきました。
約20年前に導入した監視制御システム「LonWorks」はその一例で、施工先から高い評価をいただいております。
現在は、省エネ事業 (電力エネルギー省エネシステム) に注力しており、スーパーマーケット向けの電力省エネシステム「EcoCool」を開発し「エネマネ事業者」にも登録。実証実験を行い、実現化を目指しています。さらに、地震や台風といった災害時や非常時に有効な蓄電池システムも開発中。
これまでの年月で培ったノウハウをもとに、新規事業にも取り組み、お客様の要望に誠心誠意対応してまいります。