建物の心臓をつくる。
We create the CORE of buildings.
2011年3月11日。
とにかく大きな揺れだった。ライフラインが止まった。
ラジオで状況を聞いた。大混乱だった。
なんとかしなければいけない。
社員全員が、会社全体が、同じ方向を向いた。
「工場を1日でも早く動かさなければ」。
たとえ電気が復旧しても、私たちがつくる配電盤がなければ、
建物に電気は通らない。改めて実感した。
自分たちは、建物の心臓部をつくっているのだ。
震災から1週間。工場を復旧。
避難所生活を余儀なくされている社員もいた。
だけど、みんな気持ちは同じだった。
「会社で、工場で、これまで通り仕事をすることが、
一番の復興支援になる」。
建物の心臓をつくる。
街の灯りをつくる。
それが、私たちの仕事です。